凛「ふーん、アンタが私のプロデューサー? ……まあ、悪くないかな」
P「悪くない、か。忌憚ない意見ありがとう……えっと」
凛「私は凛。渋谷凛。呼び捨てでいいよ」
P「そうか? じゃあ、凛……お互い新米同士がんばろう」
凛「……私、あんまり愛想とかないけど大丈夫?」
P「そこはレッスンしていくうちに身に付くさ。大丈夫、後悔させないから」
凛「新米同士なんじゃなかったっけ。自信あるんだね」
P「そうだけど、人を見る目はあるつもりだからな……こう、ティンと来たってやつか」
凛「なにそれ。変なの……」
P「う、そんな目で見ないでくれ……ジョ、ジョークだよ」
凛「じゃあ期待してないってこと?」
P「そうじゃなくてだな――」
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P「いやぁ、イベントも大盛況! やったな凛!」
凛「そうだね。すごくアイドルしてるって思えて……幸せ、かな」クスッ
P「……」
凛「な、なに?」
P「いや。初めて会った時からは考えられないぐらい笑うようになったよなって思ってたんだ……」
凛「……ふーん。悪い?」
P「いいや、いいことだよ……前なんてもっとこう、近寄りがたかったというか」
凛「へぇ、そういうこというんだ……」
P「い、いやいや! 前の凛は前の凛でよかったぞ!? ただほら、前よりも綺麗になったというかだな……」
凛「ふふっ、ジョークだよ。……あと、えっと……」
P「……ん? どうした、凛」
凛「……Pさん。……心をこめて作りました。これからもずっと、私のチョコをもらってください!」
P「……チョコ?」
凛「……い、いらないなら別にいいけど?」
P「いやいや、嬉しいよ! うぉぉ! やったぜ!」
凛「ふふっ、喜びすぎだよ……よかった。やっと渡せた」
P「あぁ、でも食べるのもったいないな……どうしたもんか……」
凛「ダメにするぐらいならちゃんと食べてよ。いつでも作ってあげるから」
P「それはありがたいな……本当にいいのか?」
凛「いいって言ってるでしょ? ……欲しいなら、べつにお弁当でもなんでも作ってきてあげるから」
凛「その……これからも、ずっと。ね」
※【親愛度500】渋谷凛
凛「プロデューサー、ほら起きてってば」
P「ん? んー……」
凛「起きたら歯磨いて、顔洗ってきてね? 朝ごはんもうすぐできるから」
P「おう、すまん……」
凛「まったくもう……朝に弱いって言っても限度があるでしょ。よく1人で暮らせてたね」
P「どうもなぁ……1人に慣れてる時はいいんだが、こうやって頼る人ができるとな……」
凛「頼ってくれるのは嬉しいけど、それで大丈夫なの?」
P「ははは、大丈夫じゃないな……この通りだ」
凛「……まぁ、いいけど。みんなに情けないところ見せちゃだめだよ?」
P「わかってるって。凛には世話になりっぱなしだな」
凛「私も、プロデューサーにはいつもいろいろしてもらってるからおあいこだよ」
P「そういってくれると嬉しいけどな……んー、準備オッケーかな」
凛「うん、じゃあいこうか」
みく「こないだは全く歯が立たなかったぞぉ! こうなったら、ちゃぁ~んと責任、とってよねっ☆」
P「……え?」
みく「……路上ライブでファンを稼いでたのに負けちゃったからみんなファンやめちゃったにゃあ。もう雇ってもらうしかみくの生き残る道はないのにゃ」
P「いや、あれはそっちから仕掛けてきたんじゃなかったかな」
みく「う、うるさーい! みくはアイドルになりたいの! こうなったら手段は選んでられないのにゃ!」
P「………ちひろさんには」
みく「一発オッケーもらっちゃったにゃ?」
P「……まぁ、うん。事務所がいいっていうならいいのかなぁ」
みく「あっ、そうそうPチャン!」
P「ぴっ、Pちゃん?」
みく「先に言っておくけど、みくは簡単になつかないのにゃ~。お仕事はマジメだから、ちゃーんと見ててほしいにゃ?」
P「あぁ、うん。わかった……それじゃあとりあえず基礎から鍛えなおそうか? 自己流でいろいろ曲がって身についてるみたいだから」
みく「みくは自分を曲げないよ!」
P「………うわぁ」
みく「なんでにゃ!」
みく「にゃははっ☆ とーってもキュートでセクシーなみくにみーんなメロメロかにゃ?」
P「あぁ、大盛り上がりだったな」
みく「でしょでしょー♪ ねっ、水着カワイイっしょ~♪」
P「似合ってるし、いいと思うぞ。ライブあがったし泳ぎにでもいくか?」
みく「えっ……あ、うん。そーしよっかにゃー……」
P「どうした? 『あつーい!』って散々文句言ってた割にはのってこないな」
みく「えっと……んー、水辺でちゃぷちゃぷーって遊ぶ感じかにゃ?」
P「なんだったらマリンボートでも借りてこようか? 楽しいかもしれないぞ……あとは釣りとか、頼んでみるか? 釣りたてはうまいだろうなあ」
みく「ふにゃあぁっ! Pチャンのイジワル! ぷいっ」
P「……みくは自分は曲げないのにヘソは曲げるんだな」
みく「うまいこと言ったつもりかにゃ!? ちーっともうまくないにゃ! ぷんぷん!」
P「ごめんって、ほら、機嫌なおしてくれよ……」
みく「じゃあ……たとえばだけど、みくが海に落ちたりしたらどうするのにゃ?」
P「もちろん飛び込んで助ける」
みく「そ、即答……」
P「当たり前だろ。みんなファン辞めるなんて言っておいてその日のうちにはまたファンになりなおしてるんだから……俺は1号としてやめないけどな?」
みく「……にゃ。なら気にせず楽しむにゃ! Pチャンの好きなとこについてってあげるにゃ~♪」
P「じゃあマグロ漁船で」
みく「え、ひどくない……?」
楓「……」
P「……」
楓「……」
P「……あの、自己紹介などを」
楓「あ、すみません……高垣。高垣、楓です……私、自己紹介とかあまり得意じゃなくて……」
P「そうなんですか……まぁ、人と話す機会の多い仕事ですし慣らしていけばいいですよ」
楓「……ありがとうございます……えっと、こういう時はどんな話をしたらいいんでしょうか」
P「そうですね……えっと、趣味とかは?」
楓「趣味は……そうですね、温泉めぐり、でしょうか……」
P「温泉……あぁ、いいですね。どこがよかった、とかありますか?」
楓「……えっと、近所の楽の湯ってお風呂屋さんが好きです」
P「は、はぁ……」
楓「……」
P(……どうしよう、やっていけるのかな俺)
楓(………プロデューサー、寝癖立ってる……)
P「おぉ……すごい風。大自然って感じだな」
楓「本当……いい風が吹いてますね。心が洗われるよう……」
P「……」
楓「……」
P「………」
楓「……プロデューサー」
P「洗濯物がよく乾きそう、とか考えてました?」
楓「ふふふっ、あたりです。あと、ここでピクニックしたら楽しそうだなって」
P「飲みすぎはダメです」
楓「大丈夫ですよ、1人じゃなければ……ね?」
P「……そういう問題じゃ、わっ!?」
バサバサバサバサッ……
楓「……すごい風。鳥もあんなに………」
P「こんなところで弁当なんて広げたらひっくり返ること間違いなし、かな…………ん?」
楓「……」ナデナデ…
P「な、なんですか?」
楓「いえ、風で髪がボサボサになっていたので気になって、つい……」
P「い、言ってくだされば直しますって」
楓「したかったんです。……ダメ、ですか?」
P「い、いや……ダメじゃないですけど……」
楓「なら、よかった♪」ナデナデ…
P(……解せぬ)
楓(結構ふわふわしてる……寝癖? 癖っ毛?)
莉嘉「やっほー☆ 城ヶ崎莉嘉だよー。よろしくねっ!」
P「えーっと……城ヶ崎?」
莉嘉「あ、気づいちゃった? えへへ、お姉ちゃんがアイドルやるっていうからアタシもアイドルやることにするんだ~!」
P「美嘉の妹さん、っていうのが……君か」
莉嘉「そうそう! アタシ、絶対人気アイドルになると思うよ? だってお姉ちゃんもすっごいし!」
P「あはは、そりゃあ心強いな」
莉嘉「むぅ~っ! ホンキにしてないの?」
P「いいや、期待してるよ。お姉ちゃんにも、莉嘉にもね」
莉嘉「……ふーんだ。いいもん! ギャルのパワー見せてあげるから!」
P「じゃあとりあえずレッスンから……基礎からだな」
莉嘉「お姉ちゃんといっしょがいい!」
P「……いいや、基礎からだ。今の莉嘉じゃあついてこれないだろうしね」
莉嘉「えーっ、ケチケチケチー! イジワル!」
P「なんとでも言いなさい。よそはよそ、うちはうちだ」
莉嘉「むぅぅ……コーカイさせちゃうから!」
莉嘉「Pくーん! 見てみて、サンタだよ~♪」
P「おぉ、可愛いな」
莉嘉「へへ~ん。お姉ちゃんには負けられないもん! お姉ちゃんもセクシーだけど、アタシだってセクシーでしょっ☆」
P「確かにセクシーだなぁ。子供扱いしてられないかもな」
莉嘉「そんなサンタのリカから、Pくんにはとっておきのプレゼントがあるの! 聞きたい?」
P「おぉ、そりゃありがたい。サンタさんなんてとんと来てないからな」
莉嘉「イヴちゃんは忙しいもんねー。だから特別だぞっ……はい!」
P「はい?」
莉嘉「だからね、とっておきっていうのは……なななんと! リカ本人でーす! プレゼントはア・タ・シ☆」
P「……」
莉嘉「ねぇねぇ、イチコロになっちゃった? どうかな?」
P「……てい」ビシッ
莉嘉「あうっ、ひどい! なんでー!」
P「まだ早い。というか何を言ってるんだ」
莉嘉「えー、でもほら。こういうのがいいってお姉ちゃんもいってたのに……」
P「……また漫画か何かで知識を仕入れたか」
莉嘉「え?」
P「いいや、なんでもない。ライバルだーって言ってても美嘉のことが好きなんだなって思ってただけだ」
莉嘉「それはもう、トーゼンだよっ☆ アタシとお姉ちゃんは別のヒトだけど、お姉ちゃんはだーいすきだもん!」
P「そうか……やっぱり成長ってのは早いなあ」
莉嘉「へへ、バキュン☆ とハートをゲットしちゃうからねっ♪」
杏「いやだー! 私は働かないぞ! 絶対に! ぜっったいに働かないからな!」
P「……えーっと」
杏「うまい話があるって聞いたのにアイドルって何さ! そんなのニコニコしたり歌ったり踊ったりでめちゃくちゃ疲れるじゃないか!」
P「あぁ、ちひろさんはそういうことを言ってたわけか。なるほど」
杏「そういうわけだからさっさと帰らせてよ。もう詐欺で訴えたい気分でいっぱいなんだから……」
P「そんなこと言われてもなぁ……おっと」カランッ
杏「あっ……そ、それは……」
P「うん? ドロップだけど。疲れてる時とか食べるんだ」
杏「へぇー……そうなんだ……」
P「話ぐらいは聞いておいてほしいんだけどなぁ……ダメかな?」
杏「……そうだなぁ。そのアメくれるなら話を聞いてあげてもいいよ?」
P「おぉ、そんなことでいいのなら……何味がいい?」
杏「んー、イチゴかな?」
P「うんうん、それじゃあはい……そうだなぁ、じゃあ働く気になるような話を……」
杏「んー? そんな美味しい話があるの?」
P「あるとも。印税生活とか……一時代を築いたアイドルっていうのはそれだけで強みになるわけだし。まぁ本人のやる気は必要だけど……」
杏「……印税生活? 一時代を築くって、どれぐらい儲かるの?」
P「……こんな感じで」
杏「お、おぉ……! は、話だけなら聞いてもいいよ?」
杏「涙の引退ライブ、しゅーりょー♪ へへっ、これでもう杏は働けないね」
P「せめてその目薬を隠しなさい」
杏「あっ、バレた? さっすがプロデューサー。やるね」
P「おかげさまで、な。ったくお前は……」
杏「でもさ、本当にお金はいっぱい稼げたんだよ? 最初は本当に詐欺だと思ったけど嘘じゃなかったね」
P「俺は嘘はつかないぞ?」
杏「休みくれないけどね?」
P「お前は休みすぎなんだよ……」
杏「プロデューサーが休まなすぎだと思うんだよね……ねぇ、休みたいとは思わないの?」
P「今が一番楽しいときだろう」
杏「……プロデューサーは働きすぎて感覚がおかしくなっちゃったんだよ。いっしょに働く気持ちは存分にもう味わったでしょ」
P「そんなことはない。涙の引退ライブの次は嵐の復活ライブだ!」
杏「あぁもう、わかったわかった! じゃあもう一回アイドルやってあげなくもなくなくなくなくないよ!」
P「どっちだよ」
杏「えー、復帰前にちょっと休憩挟もうよって意味だよ。察してよね……もう」
P「休憩ってなぁ、お前」
杏「いいでしょ? ……いっしょに、さ?」
CD一弾書いたけど即堕ちっていう割にはデレが足りない気がする
親愛度500ぐらいのお嫁さん状態にすべきだったかもしれない。とりあえず寝る
続きが楽しみですな
>>1ちゃんのファンやめます
>>1ちゃん出頭待ったなし
かな子ファン各位にお詫び申し上げます。すいません許してください! なんでもしますから!
P「待ち合わせ場所は……ここかな? さて……」
かな子「あの、ひょっとしてプロデューサーさん……ですか?」
P「あぁ。えっと、かな子ちゃん……であってる?」
かな子「はい。三村かな子です……私なんて何の取り柄もないのに、本当にアイドルになれちゃうんですか……?」
P「なれるさ。なりたいと思うなら、応えてみせるから……信じてくれ」
かな子「……ちょっと信じられないですけど……でも、信じてみます……」
P「……ところでちひろさんはどうして事務所じゃなくてこんな商店街で待ち合わせするように言ったんだろう?」
かな子「さ、さぁ……ちょっとわからないです……」
P「まぁ、とりあえずレッスン場にでも……」
グゥゥ…
P「……え?」
かな子「あ、いや、その……な、なんで……」
P「お、おなか減ってたのかな、はは……」
かな子「うぅ……違うんです。アイドルになるから、痩せなきゃって……思ってただけで……」
P「痩せるって……どうして?」
かな子「だって、アイドルはやっぱり痩せてなきゃいけないんじゃないんですか?」
P「そんな必要があるようには見えないけど……お腹が減ったままじゃレッスンもできないし。ちゃんと食べないほうが問題だ」
かな子「い、いいんですか?」
P「たぶんそのためなんだと思うし……何がいい?」
かな子「じゃあ……あのお店のクレープとか……」
P「へぇ、甘いのだけじゃないんだなぁ……」
かな子「はい! すっごく美味しいんですよ!」
P「お菓子の家、か……ファンシーだなぁ」
かな子「プロデューサーさん♪ ……あれ? それってこの前のお仕事の……」
P「おぉ、かな子。そうそう、いい雰囲気だよなこれ……全体的に柔らかくってさ」
かな子「CGもありますけど、クッションは本当にふっかふかで……わたあめみたいでした」
P「へぇ……お菓子の家もいいよなぁ。住んでみたいもんだ」
かな子「ずっと食べてたら飽きちゃいませんか?」
P「かな子の作ったお菓子なら飽きない気がするんだけどなぁ……」
かな子「えへへ、そういってもらえると嬉しいですけど……だからってサービスは――」
グウゥゥ…
P「……サービスは?」
かな子「……お腹、すいてるんですか?」
P「正直、ペコペコだ。かな子のクッキーは美味いからなぁ……」
かな子「そういってもらえると嬉しいんですけど……もうっ」
P「おぉ、ありがたやありがたや……」
かな子「ダメですよ? お菓子ばっかり食べてたら」
P「……気を付けてるよ。だけどほら」ヒョイッ
かな子「あむ……んふぅ……♪ はっ!?」
P「作った本人がそういう顔になるぐらい美味いんだぞ? 我慢なんて無理だ」
かな子「こ、これはその……うぅ、だって……」
P「いいじゃないか。幸せになれる魔法みたいなお菓子ってさ」
かな子「こういうのは特別なんですよ? ちゃんと食べてくれる人のこと考えなきゃいけないから……」
かな子「プロデューサーさん♪」
P「おぉ、かな子。今日は何を作ったんだ?」
かな子「とっておきです! いつものケーキとは一味違いますよ?」
P「それは楽しみだな……いただきます」
かな子「めしあがれっ♪ はい、あーん」
P「……ん、あーん」
かな子「……」
P「……………うまい」
かな子「えへへ、よかったです」
P「やっぱりかな子のケーキは最高だな。そこらの店のケーキ買っても満足できなくなったよ……」
かな子「そうですか? ……食べすぎちゃだめですよ?」
P「かな子だってよく食べるじゃないか……美味いもんは美味い。仕方ない」
かな子「わ、私はレッスンしてるからいいんです!」
P「俺だって働いてるからいいんだ。な?」
かな子「それは……そうだっ! 今度一緒に運動しましょう! それだったら大丈夫ですよ、ねっ?」
P「いっしょにか……それもなぁ……」
かな子「……」
P「……今度の土曜日空けとこうか。どこいきたいんだ?」
かな子「え? あ……その、新しくできた……」
P「まったく、最初からそういえば――」
かな子「スイーツランドへ」
P「よし、レッスンいこうか」
親愛度段階も指定しておk、指定がなければ最高レアリティ準拠で
>>41
千秋「アナタがプロデューサー?」
P「黒川千秋……であってるかな」
千秋「えぇ。私の目標はトップになること……どんな特訓でも乗り越えてみせるわ」
P「……目標が高いんだなぁ」
千秋「私のプロデューサーになるからにはアナタにも同程度の努力は求めさせてもらうわ。いいわね?」
P「ははは……また強烈な……」
千秋「何?」
P「いや、あんまり気合いを入れすぎるとバテるからもう少しゆったりしたほうがいいんじゃないかってね」
千秋「……ふざけないで」
P「ふざけたつもりはないんだが……」
千秋「今、確かに言ったはずよ? 目標はトップになることだって……アナタからは覇気を感じられない。私の担当になる気は本当にあるの?」
P「あるさ。嘘はつかない」
千秋「……そう、まぁいいわ。さぁ、レッスンしましょう」
P「じゃあとりあえずメニューは軽めのでいいかな」
千秋「それじゃ物足りないわ。ちゃんと私の実力を見て判断してもらいたいもの」
P「………いいや、ダメだ。今日は軽めにしてそのあとはちょっと散歩にでもいこう!」
千秋「…………本気でいってるの?」
P「そんな怖い顔するなよ……本気だよ。担当変えるにしてもその日で解散じゃ心象悪いだろ? もう少しつきあってくれないか」
千秋「……まぁ、いいわ。そこまでいうなら」
千秋「……あら、来てくれたのね」
P「呼び出したのはお前だろう。というかだな……」
千秋「あぁ、この恰好のこと? ……部屋でくつろいでいたから、ついね」
P「つい、って……まったく。用心しろよ?」
千秋「ふふっ、目が泳いでいるわよ? ……こんな恰好を見せるのなんてPさんだけだから安心して」
P「そりゃ、どうも……なんだったんだ?」
千秋「何って……そうね……」
P「……?」
千秋「……話がしたかっただけ、って言ったら笑うかしら?」
P「……ははっ、確かに笑えるな」
千秋「またそうやって……」
P「あぁ、悪い意味じゃないんだ……ただ、よかったってな」
千秋「……それぐらいわかってるわ。でも、もう少し言い方もあるんじゃないかしら」
P「……すまん」
千秋「冗談よ。ただ、もっと素直になってくれてもいいと思っただけ」
P「千秋に言われるとは思わなかったな、それ」
千秋「どういう意味かしら?」
P「そういう意味、だ」
千秋「ふーん……せっかく美味しいワインを譲ってもらったからいっしょにって思ったけど。いらないのかしら」
P「そ、それは……すみませんでした……」
千秋「………これでおあいこってことにしましょうか。はい、手を取って?」
P「ワン」
千秋「……お手?」
P「ワンワン」
千秋「……ふふっ、もう。せっかくムードを作ったのに」
P「千秋は笑ってる顔も可愛いからな。リラックスしてる時はそういう顔のほうが可愛い」
千秋「そういってもらえるのは嬉しいけど……複雑ね」
P「どうしてだ?」
千秋「だって、こんな気分は……他の人と一緒ではなれそうにないもの」
893とか9800とか114514とかでもいいってこと?
ゆゆ式事態なの
>>48
おk
でもエロはないし、ぶっ飛んだ数字だとギャグ落ちになるかもしれないとはいっておく
次のアイドル
親愛度段階も指定しておk、指定がなければ最高レアリティ準拠で
>>56
親愛度500
500
よくやった
ありがとう、マジありがとう!
ひゃっほおおおおおおおおう
P(オーディション、緊張をほぐす意味でも控室で自由にしてもらってそこに乗り込む、と……)
李衣菜「~~♪ ~~~♪」シャカシャカ…
P(……まさかヘッドホンで曲を聞いて待機してる子がいるとは思わなかったな)
P「多田さーん?」
李衣菜「~~~♪」シャカシャカ…
P「……あの」
李衣菜「~~♪ ……ん? え?」
P「多田李衣菜さん、ですね?」
李衣菜「あ、いや、そのっ………」ワタワタ…
P「あはは、お待たせしました。面接です」
李衣菜「…………」
P「多田さん?」
李衣菜「すいません……音楽に夢中で」キリッ
P(……何を言ってるんだこの子は)
P「えーっと……とりあえず、自己PRとかあるかな? なりたいアイドル像とか」
李衣菜「ん~、自己紹介ですか? えっと、ロックなアイドル目指して頑張ります!」
P(何言ってるんだこの子……わたわたしてたと思ったら急にクールになった……と、思わせて結構テンパってるな? 目が泳いでる)
李衣菜「こんな感じでいいですか?」
P「……えぇ、いいですとも。すごく、いいです。面白い!」
李衣菜「お、おもっ……違います! 私はですね、クールでロックなアイドルになりたいんです!」
P(煽ったらノってくる……面白い、この子を担当したい!)
李衣菜(あ、あぁもうっ! な、なんか笑われてる! うぅぅぅっ、なんで! 失敗したぁっ!)
李衣菜「プロデューサー! みてましたか! ねぇねぇ!」
P「おーよしよし、よく頑張った! ライブも大成功だ!」
李衣菜「ロックだったでしょ? 見直しましたよね? どうですか!」
P「あぁもう、最高だったさ! カッコよかったぞ!」
李衣菜「うっひょー! やった! これでもう可愛いなんて言わせませんよ!」
P「そうだな、クールなアイドルりーなにはかわいいなんて言えないな」
李衣菜「……あれ?」
P「どうした?」
李衣菜「だ、だって普段なら……もっとこう、まだまだ未熟だーってにわか脱却は先だとか、ロックじゃなくて可愛い、とか……」
P「文句のつけようがないぐらいカッコよかったし、ロックだったぞ? いやぁ、成長したんだなぁ……」
李衣菜「………」
P「李衣菜?」
李衣菜「あ、あの……ロックですか……?」
P「あぁ、ロックだとも」
李衣菜「その、ダメだしとか……ないんですか……?」
P「ないとも」
李衣菜「……うぅぅぅ……!」
P「……どうした李衣菜? クールでロックなアイドルらしからないな」
李衣菜「い、いいです! もうっ! もう……別に、クールな私は……」
P「……しかし、いいライブだったぞ。本当に成長したなぁ……ほれほれ」ワシャワシャ
李衣菜「なっ、ん、もうっ! なんですか急に!」
P「あぁ大変だ。ロックなアイドルがあまりにもカッコイイものだからつい」
李衣菜「ロ、ロックだからですか……なら仕方ないですね」
P「あぁ仕方ないとも」
李衣菜「……可愛いロックってありだと思いますか?」
P「とっくに結論を出しただろ? それは……」
李衣菜「そう、私! 多田李衣菜こそその人になるって! だからもうちょっと、可愛いの練習もしたい……かなー、なんて」
P「……はっはっはっはっはこいつめ」ワシャワシャワシャ…
李衣菜「ちょ、もうっ! なんで笑うんですか! せっかく折半案をあげてあげてるのに!」
親愛度段階も指定しておk、指定がなければ最高レアリティ準拠で
>>75
500
親愛度は500で!
500
500
500
-500
想像できない(シタクナイ)
P「それでは最終面接を始めます……えーっと、お名前は?」
美穂「は、はいっ! え、えっと、こ、ここ、小日向美穂です!」
P「こここひなたさん?」
美穂「ち、違いますっ! す、すみませんちょっと緊張しちゃって……」
P「あぁ、大丈夫ですよ。ゆっくりでいいですから」
美穂「は、はい……こひなた。小日向美穂です。17歳で、趣味はひなたぼっこです」
P「ひなたぼっこ……ですか」
美穂「こ、子供っぽいですか……?」
P「あはは……いやいや、可愛らしくていいと思いますよ」
美穂(わ、笑われちゃった……は、恥ずかしい……)
P「それじゃあ手短に自己アピールなんかがあったらどうぞ?」
美穂「はっ、はい! えっと………」
P「………」
美穂(………あ、あれ? わ、わたし何しようとしてたんだっけ? えっと、アピールで、自分の、自信があるところを、じしん、じしん……)
P「……あの、小日向さん?」
美穂「は、はぁ~っはっはっは~! ワガハイはそんな名前ではないナリ!」
P「!?」
美穂「ひ、ひなたん星人ナリ~! そ、そこになおれーい!」
P「……」
美穂「ひ、ひなたん星人は……えっと……」
P「……大丈夫?」
美穂「す、すみません……あ、頭が真っ白で、何を言えばいいのかわからなくなって……」
P(緊張に弱いのか……でもそこであのアピール……ひなたん星人か……)
美穂(あぁぁ……もう、ダメ……アイドルになりたいって思ってたのに……こんなんじゃ……)
P(面白い子だな。本番には強い、素直なようで少し変わった子だ……)
P「美穂ー、メリークリスマス! あーさむ……」
美穂「メリークリスマス、です。プロデューサーさん……大丈夫ですか?」
P「おぉ、平気平気……美穂といるとあったかくなるしな」
美穂「そんなこと……ありますか? 寒さには、弱いんですけど……」シオ…
P「あるとも! まるで、ひだまり……みたいに………」
美穂「どうしたんですか?」
P(アホ毛がしおれてる……寒いのはダメか)
美穂「プロデューサーさーん?」
P「あぁ、いや。なんでもない……しかしまぁ、微妙に日付もずれてて待たせることにもなって……悪いな」
美穂「大丈夫です。だって……プロデューサーくんもいっしょでしたから」ギュゥ…
P「気に入ってもらえてるのは嬉しいんだが、その名前は……」
美穂「だめ、ですか?」
P「ダメってわけじゃないさ。ちょっと複雑というかだな」
美穂「じゃあ、プロデューサーさん……」
P「……なんだ?」
美穂「代わりにPさんを、ぎゅってしてもいいですか? ……やっぱりちょっと、寂しかったです」
P「……こやつめ、ははは」グイッ
ギュッ
美穂「きゃっ……あ、あわわっ」
P「あぁ、あったかい……やっぱり美穂はひだまりみたいだなぁ……」
美穂「わ、私もあったかく……いえ、あつく、なっちゃいそうで………も、もう……」ピコピコ…
P(……アホ毛がピコピコ揺れてる……しっぽみたいだな……)
親愛度100で仕事の相方
親愛度200で気の置けない友人
親愛度300でかけがえのない親友
親愛度500で兄妹など
ぐらいのつもりで書くよ! よ!!
親愛度100で仕事の相方
親愛度200で気の置けない友人
親愛度300でかけがえのない親友
親愛度500で兄妹など
ぐらいのつもりで書くよ! よ!!
マイナスでも万でも億でも受け付けるけど、ぶっ飛んだ数字だとギャグ・キャラ崩壊します
マイナスだったら「マイナススタート○○」なのか「0スタートマイナス」なのかで書き方が変わるから言ってくれたら助かったり
何も書かれてなかったらマイナススタート100ぐらい……かな?
親愛度段階も指定しておk、指定がなければ最高レアリティ準拠で
>>104
P(新人……プロフィールの確認は……えーっと、高橋さんか……年齢……ん?)
礼子「はじめまして。プロデューサーさん?」
P「……え、あれ?」
礼子「あら……? 大丈夫?」
P「あ、いや。失礼しました……高橋礼子さんですね」
礼子「えぇ。いろいろ大変ね……私もまさか30過ぎてからアイドル目指すことになるなんて思ってもなかったわ」
P「人生山あり谷あり、っていいますからね……あまりに美人で驚きました」
礼子「ふふっ……おだてても何も出ないわよ? 驚いた理由は別にあるんじゃないかしら」
P「本心、ですよ。その、資料の確認が不十分だったもので」
礼子「そういってくれると嬉しいけれど……まぁ、どうせならトップ目指して頑張っちゃおうかしら?」
P「は、はい! 全力でサポートします!」
礼子(……元気はいいけど、大丈夫かしら?)
P「――いやぁ、しかし今日のライブは盛り上がりましたね。流石です」
礼子「……」
P「礼子さんのフェロモンには誰もかないませんよ。本当……いやぁ、よかった……」
礼子「……Pくん?」
P「え、はい。なんでしょう?」
礼子「せっかくいい雰囲気のお店でふたりきりなんだから……仕事のことなんて忘れてもいいんじゃない?」
P「いや、それは……その………」
礼子「ふふっ、どうしたの?」
P「……こういう雰囲気の店には慣れてなくて。ついごまかそうと……お恥ずかしい」
礼子「あら、まだまだ青いわね……いいのよ? 恥なんて、いくらかいたって……私とあなたの仲じゃない」
P「だから、恥ずかしいんですってば……礼子さんは大人ですから、プロデューサーとしては仕事でぐらいしか支えられてないんじゃないか、とか」
礼子「……もう。もう少し自信をもってもいいのよ?」
P「礼子さんには励まされてばかりですから……あはは、すみません。今日は帰りましょうか? 改めて、また――」
礼子「待って」
P「え、あの……礼子、さん?」
礼子「いいじゃない、気にしなくても。私だって……まだアイドルとしてやっていけるのは、誰かさんのおかげだって思ってるわ」
P「そういってもらえると嬉しいですけど……」
礼子「恥ずかしいこと、かもしれない。でもそれを共有するには……こういう夜はいいと思わない?」
P「……明日はオフでしたっけ」
礼子「そういうこと……さぁ、まだ始まったばかりよ。ここからはオトナの時間、ね?」
親愛度段階も指定しておk、指定がなければ最高レアリティ準拠で
>>112
加蓮はツンとデレの振れ幅の大きさはモバマスでもトップクラスだな。
加蓮「ふぅん……アンタがアタシをアイドルにしてくれるの?」
P(Oh……強烈……)
加蓮「ちょっと、聞いてる?」
P「え、あぁ、うん……聞いてる聞いてる……」
加蓮「そっ、ならいいや。アタシ特訓とか練習とか下積みとか努力とか気合いとか根性とか、なんかなーって」
P「……なんかなーって?」
加蓮「そーゆーキャラじゃないっていうかさ。体力ないし。だからちゃちゃっとお手軽にアイドルにしてくれたらいいよ」
P「………」
加蓮「だってほら、そういうカンジでもアイドルしてたっていう思い出? とかはできるしさ。友達に自慢できたらたのしーかもってね」
P「……それでいいと思ってるのか? インスタントの、十把一からげなアイドルで」
加蓮「いいんじゃないの。どうせそれぐらいでしょ? アタシめんどくさいの嫌いだし」
P「よし、決めた」
加蓮「何が? ホーシンってやつ?」
P「その指示には従ってやらない。そんなかまってほしい子供みたいな伺い方するやつはもうちょっと本心を見せてもらわなきゃ困る」
加蓮「はぁ? 何言ってるの、意味わかんないんだけど」
P「俺だってわからん。だがせっかくの機会があるのもわかってるはずなのに諦めてるのが気に入らない……レッスンだ! 俺も付き合ってやる!」
加蓮「はぁ……めんどくさ」
加蓮「ねぇねぇPさん。こっちのピンクのドレスとかどうかな?」
P「ん? うーん……綺麗だな」
加蓮「そう? でもやっぱり真っ白のほうがいいかもって思うんだけど……」
P「……本当、綺麗だよ。加蓮」
加蓮「ちょっと、Pさん……ドレスのほう見てよ」
P「いや、すまん。つい、な?」
加蓮「な。じゃないよ、な。じゃ……もう。せっかくの晴れ舞台なのに」
P「わかってるんだ。でもこう、こみあげてきて……」
加蓮「はいはい、まったく……Pさんがこんな涙もろい人なんて昔は思わなかったよ」
P「俺は加蓮が本当はマジメなんだって見抜いてたぞ」キリッ
加蓮「はいはい……もう。恥ずかしいんだからやめてよ……」
P「でも大切な思い出、だろ?」
加蓮「………当たり前でしょ。私にとって……アイドルをしてこれたことも、Pさんといっしょにいられることも……全部、大切なことだから」
P「……」ブワッ
加蓮「ま、また泣く! もうっ、そんなんじゃ私が……なけ、な……」ウルッ
P「……は、はは。加蓮だって泣きそうじゃないか」
加蓮「Pさ……グスッ……うん……私………私ね、幸せだよ……」
P「あぁ……俺もだ。ありがとう、加蓮」
加蓮「…………大好き。Pさん」
親愛度段階も指定しておk、指定がなければ最高レアリティ準拠で
ちょっと安価方式を変えて
>>121-125の中でコンマ以下が一番大きかったものを
MAXで!
P「……」
礼子「あら、Pくん。この前のお仕事の……」
P「あぁ、礼子さん。すごいですねこの色気……」
礼子「ふふっ、撮影しているのだってプロだもの……これぐらいは、ね?」
P「素材がいいからですよ」
礼子「嬉しいこと言ってくれるわね……おかげさまよ」
P「……あと、礼子さん。肩ひもずれてますよ」
礼子「ふふ、見せてるのよ……わざと」
P「……」
礼子「刺激が強かったかしら?」
P「まったくもう、からかわないでくださいよ……こんなところで」
礼子「こんなところ、じゃなければいいのかしら」
P「ノーコメントで」
礼子「うふふ……それじゃあ、今夜はあけておいてくれるわね?」
P「もとから、誘うつもりだったって言ったらどう思います?」
礼子「それはもう……オトナとして、期待には答えたくなるわ……当然、たっぷりとね」
親愛度段階も指定しておk、指定がなければ最高レアリティ準拠で
↓1~5の中でコンマ以下が一番大きかったもの
800
450
800
1000
……両方書くのでちょっと待ってね
P「次の方……あれ? ひょっとして」
泰葉「はい。岡崎泰葉です……子役のころの私を知ってるんですか? ありがとうございます」ニコッ
P「あぁ、なるほど。どこかで見たことがあると思ったら……」
泰葉「はい。子どものころからずっと芸能界で生きてきましたから……」
P「………」
泰葉「どうしたんですか?」
P「オーディションを通ったとして、アイドルとしてうちでやっていくなら……どうなりたい、っていうのはあるのかな?」
泰葉「そうですね。私はやはり、人々を笑顔にできるようなアイドルに――」
P「あぁ、いや。建前のほうじゃなくて」
泰葉「……」
P「仕事としてのステップとしてじゃなく、君個人としての意見を聞きたいんだ」
泰葉「……やれ、と言われたことはこなします。華やかなだけの世界じゃないっていうのはわかっていますから」
P「………そう。それで?」
泰葉「私が、アイドルになりたいと思ったのは………ステップのため、じゃありません」
P「……」
泰葉「私個人の気持ちです。この事務所でなら、何かが変わるかもしれない。そう思ったから」
P「そうか……わかった。ありがとう」
泰葉「……ありがとうございました」
泰葉「流し雛……か。流されていく、代理のお人形……なんて……」
P「あっ! おーい! 泰葉ー!」
泰葉「……あれ、プロデューサー?」
P「泰葉、そこでたい焼き売ってたぞ! ……っと、うぉっ!?」グラッ
バシャーン!
泰葉「……」
P「あぁっ、たい焼きが……なんてことだ……」
泰葉「何してるんですか、もう……」
P「だってほら、美味そうだったから……なぁ?」
泰葉「いつもいつも、そそっかしいんですから。ダメですよ、気をつけなきゃ」
P「一応気を付けてるつもりなんだがなぁ……」
泰葉「まったく、もう。感傷に浸る暇もくれないんですね」
P「……なにか、邪魔しちゃったか?」
泰葉「いいえ。台無しにしてくれたんです」
P「えっ」
泰葉「……ふふ、冗談ですよ。悪い意味じゃないから……うん。悪い意味なんかじゃ、ないから。いいの」
P「そうか……まぁ、泰葉がそういうならそうなんだろうな」
泰葉「きっと……そういうことです、プロデューサー」
P「はぁ……買い直しにいこうか……」
泰葉「……それから、Pさん。いつもありがとうございます」
P「うん? なんでまた、そんな急に」
泰葉「さぁ、なんででしょう。言いたくなったんです……だから、ありがとう」ニコッ
ありがとう、ありがとう。
P「はぁ……参ったなぁ……」
雫「あのー、どうしたんですかー?」
P「あ、すみません。車が側溝にはまっちゃって――」
雫「そうなんですか……大変ですねー」モタプーン
P(……でかい……そして、どでかい……!)
雫「大丈夫ですかー?」
P「あー、はい。たぶんどうにか……」
雫「よければ出すのをお手伝いしましょうかー。いっしょになら持ち上がりますよー!」
P「いいんですか?」
雫「困ってる時は人のことをちゃんと頼りにすること、ってお父さんもよくいってますからー」
P「ありがとうございます……でも女の子だし無理はしなくても……」
雫「これでも力は結構あるんですよーっ、任せてくださいー」
P「それじゃあ……ん、せーのっ!」
雫「せーのっ、おーえす! おーえすっ!」タプーン タタプーン
P(Fantastic……)
ズッ ズズズッ……
雫「あっ、もどりましたー! やりましたねー!」
P「……あのっ! 名前を聞いても?」
雫「及川雫ですー。あっちが私の家なんですよー」
P「なるほど……好きなものは?」
雫「えっとー動物が好きですー。特に牛さんが大好きですー」
P「……アイドルに興味とかないかな?」
雫「え? アイドルですか? 私がですかー?」
しかたないけど
ギィ… ギィ…
P「結構……力が……いるなぁ……」
雫「大丈夫ですかー?」
P「おう。どうだ雫……いい景色だよな……イタリア……はぁ。疲れた……すまん」
雫「いいんですよー。ゴンドラって初めて乗りましたー」
P「漕ぐのも大変だぞ? やってみるか」
雫「えへへー、それじゃあお借りしますねー」
ギィー…… ギィー……
P「……スムーズだなぁ」
雫「私はPさんのためならほーら、こんなに力がでちゃうんですよー♪ もーっ♪」
P「すごいなぁ、雫は」
雫「だって、大好きなもののためだって考えればいくらでも頑張れちゃうんですー。牛さんのお世話だって、大変だけど楽しいですしー」
P「なるほどなぁ……しかし、雫らしいな。お土産も考えなきゃいけないし」
雫「実家のお父さんたちも楽しみにしてますからー。あとで見にまわりましょうねー」
P「そうだなぁ。イタリアのお土産といえば何がいいか……」
雫「あー、でもー」
P「うん?」
雫「私にとって一番大事なのはPさんなのでー……いっしょに実家に来てくれるのが一番のお土産かも、なんて思うんですけどー……」
P「……」
雫「……」
ギィー … ギィー …
P「……それは、そういう意味でいいのか?」
雫「牧場は大変ですけどー、あの子たちも家族なのでー……」
P(……食料自給率と、少子高齢化に歯止めがかかりそうだなぁ……)
雫「Pさーん?」
P「あぁ、いや。なんでもない……そうだな、帰ったら話をしようか――」
今日はここまで
次のアイドル
親愛度段階も指定しておk、指定がなければ最高レアリティ準拠で
↓1~5の中でコンマ以下が一番大きかったもの
300で
800でオネシャス!
P「はぁ……暑い……もう走れない……」
P(スケジューリングが不十分だったなぁ……まさかこんな走り回る羽目になるとは……)
智香「そこの黄昏ているお兄さん! 大丈夫ですかー?」
P「うん……? えっと、どちらさま?」
智香「あっ、アタシは頑張る人を応援するのが趣味のチアリーダーです!」
P「チアリーダー……そういえばこの公園を通るたびに元気な声が聞こえてたような……」
智香「練習してたらお兄さんが何回も通ってたから、きっと頑張ってるんだなって思って! お疲れ様ですっ☆」
P「ははは……いや、自業自得なんだけどね……」
智香「どうしたんですか?」
P「届け物だったり忘れ物だったり連絡だったり……うっかりしてたんだ。ダメダメなだけだよ」
智香「でも、そのフォローのために頑張ってたんですよね? すごいと思いますっ☆」
P「……」
智香「あの……お兄さん?」
P「……褒められたり応援されたりっていいものだなぁ、と思って。そのエール、もっとたくさんの人に届けてみる気はない?」
智香「えぇっ、そんなことできるんですかっ!?」
智香「ん~っ! あっ、お疲れさまですっ!」
P「おぉ智香、お疲れ……ん? 今日レッスン入ってなかったんじゃなかったか」
智香「今度のLIVEも近いし、ついつい……とっても清々しい気分なんですっ☆」
P「張り切るのはいいけど、あまり根を詰めるなよ? 休みにちゃんと休めるっていうのも仕事なんだから」
智香「でも、動かないでいるのはあまり落ち着かなくって……家でのんびりするのも……」
P「まったく……智香らしいけどな」
智香「えへへ、プロデューサーさんもいっしょにストレッチしますか? 頭もスッキリしますよっ☆」
P「そうはいっても、スーツだしなぁ」
智香「あ、じゃあ背中……や、やっぱり今のなしで!」
P「どうしてだ?」
智香「だ、だって……アタシ汗かいちゃってるから、だから……近くだと、その、ね?」
P「へー、近くだと?」ニヤニヤ
智香「もう、いじわるしないでくださいよぉーっ!」
P「すまんすまん……智香のそういうリアクションは新鮮でな」
智香「アタシだって乙女なんですっ!」
P「それは知ってるけど、元気印で健康的な汗をかいてるイメージも強いしなぁ……」
智香「応援するときの汗は、青春の雫ですからっ! ……でも、練習してる時のって、あんまり人には見せませんし……」
P「じゃあ俺は結構ラッキーかな。応援する人を応援できる立場ってのはそうそうないし」
智香「あっ、でもアタシはプロデューサーさんのことも応援してますよ! だから応援する人を応援する人を応援することになって……アレ?」
P「おぉ、応援ループだ。元気になりそうだな」
智香「それはもちろんですっ! プロデューサーさんがアタシを応援して、アタシが……えへへ、支え合えるって素敵ですねっ☆」
P「そうだな……よーし、それじゃあこっちも仕事を張り切って終わらせるよ! ちょっと待っててもらっていいか? 飯でもいこう」
智香「いいんですか? ばんざーいっ☆」シュバーン☆
P(あ、見えた)
親愛度段階も指定しておk、指定がなければ最高レアリティ準拠で
↓1~5の中でコンマ以下が一番大きかったもの
1000
800
-1000
なんて変則的な書き方もアリなんですかねぇ
P「はぁ……疲れた……」
まゆ「大丈夫ですか……?」
P「うん…………うん?」
まゆ「……?」
P「……うちの事務所の子じゃない、よね? そう、佐久間まゆちゃん……であってるかな」
まゆ「はぁい。まゆです……Pさんですね?」
P「そうだけど……なんで、こんな時間にうちの事務所前にいたのかな?」
まゆ「まゆはPさんにプロデュースしてもらうために来たんですよ?」
P(……そういえばこの前、それなりに大きなプロダクションが潰れたって……この子もその事務所だったか……?)
まゆ「………Pさん?」
P「……なんでうちに?」
まゆ「ですから、プロデュースしてもらうために来たんですよ……うふ、ステキですよね? どうすればいいのかわからなくなって、最初に思い出したのはここでした……」
P(確かに、困ったことがあったらと名刺は渡したが……事務所が潰れたとはいえ移籍もなしにこっちに……? だが……)
まゆ「ねぇ、貴方も運命……感じませんか……? ねぇ? まゆの事、可愛がってくれますか……?」
P「……とりあえず、事務所の中で話を聞こうか。なんで来たのか、詳しく知りたいしね」
まゆ「わかりました……うふふ……」
P「疲れた……」
まゆ「お疲れ様です、Pさん」
P「あぁ、まゆ………待たせたな。ごめん」
まゆ「いいんですよ……一緒にいられないときこそ、そばにいるんです……」
P「なんだそれ?」
まゆ「うふ。お仕事……たくさんしないといけないのはわかってますから……」
P「……」
まゆ「せめて、心はそばにいつづけて欲しいんです……そばにいたいんです……」
P「不安にさせちゃってるか……ごめんな」
まゆ「うふふ……大丈夫ですよぉ……? だって、信じてますから……」
P「……ありがとう。いつもいつも、な」
まゆ「いいえ。今日は晩御飯何が食べたいですかぁ?」
P「じゃあオムライスがいいかな」
まゆ「はぁい、任せてください……うふ♪」
P「どうした?」
まゆ「いいえ、やっぱり運命だったんですねぇ……自分の手を見るだけで幸せになれる日が来るなんて、思っていませんでしたから……」
P「ははは……そうだなぁ。まゆが幸せなら俺も幸せだよ」
まゆ「……うふふ♪ 素敵……」
親愛度段階も指定しておk、指定がなければ最高レアリティ準拠で
@2回
↓1~5の中でコンマ以下が一番大きかったもの
1000
300
1000
P「はぁ……参ったなぁ……」
留美「……?」
P「あ、すみません。このあたりで財布を見ませんでしたか?」
留美「財布? ……どんなデザインのか、教えてもらっても?」
P「えぇと、黒の……猫のキーホルダーがついた財布なんですけれど……」
留美「……ひょっとして、これ?」
P「あぁ、そうです! ありがとうございます!」
留美「そう、よかったわ……」
P「………」
留美「……何かしら?」
P「あの、お名前をうかがってもよろしいですか?」
留美「和久井留美よ……礼には及ばないわ。どうせ、暇だからって散歩をしてたら偶然見つけただけなのだし」
P「あはは、でも助かりましたよ……ちなみに、お仕事は何を?」
留美「あなた、わかっていて聞いてない? 無職よ……そうでもなければ、こんな時間に公園なんかにいないわ」
P「そうですか。すみません……では趣味は?」
留美「趣味って……そうね……仕事、だったけれど。ナンパのつもり? ふふ、そんなに寂しく見えているのね……」
P「……アイドルに興味はありませんか?」
留美「……はい?」
P「その愁いを帯びた瞳に惹かれました。アイドルになってほしいです」
留美「……君、本当に悪趣味ね。いいわ、どうせ暇なんだしこうなったらヤケよ……付き合ってあげる」
P「ありがとうございます!」
留美「Pさん、はい」
P「あぁ、ありがとう留美」
留美「………」
P「……やっぱり慣れないな」
留美「私は嬉しいわ……呼んでもらえるだけでも」
P「………ところで」
留美「何かしら?」
P「そうくっつかなくてもいいんじゃないか」
留美「……嫌?」
P「そうじゃない、ただ……んん。猫耳はどうしてだ?」
留美「アレルギーなのだから、仕方ないじゃない……猫、好きなの」
P「俺がつけてどうするんだ、まったく……」
留美「でも外さないのね……ふふ、撫でてもいい?」
P「ん……ひざ借りるな」
留美「はい、ごろごろ……」
P「……」
留美「……甘えてみる?」
P「じゃあ留美もつけようか、猫耳」
留美「私はいいの。愛でるのが好きなんだから……あっ、もうっ……」
親愛度段階も指定しておk、指定がなければ最高レアリティ準拠で
@1回
↓1~5の中でコンマ以下が一番大きかったもの
900
1000
友紀「んあーっ! もー! なんでそこで打てないんだ! へっぽこー!」
P「……」モグモグ
友紀「はぁ……おばちゃーん! ビールおかわりー!」
P「……」モグモグ
友紀「もう、こういう日は飲まなきゃやってられないよー。ねぇお兄さんもそう思うでしょ?」
P「ん……?」
友紀「お兄さんだよ、お兄さん! さっきからテレビとあたしのほう見てたよね、キャッツファン?」
P「……いや、普通に飯を」
友紀「あぁー、でもトカゲンズファンだっていうならちょっとねー。今は押されてるけど野球は9回裏2アウトからっていうんだよ! 知ってる?」
P「どっちかといえばキャッツだけど、そもそも野球は――」
友紀「おぉ、キャッツファン! いいね、いいセンスしてるよお兄さん! おばちゃーん! このお兄さんにもビール! あたしのおごりで!」
P「fufu…話を聞いてくれません……」
友紀「んー?」
P「いや……でも……君、アイドルとか興味はある?」
友紀「えー、なにそれ新手のナンパ? 面白いね、あははっ!」
P「いやいや、一応本物だよ……ほら」
友紀「んー。でもなー、あんまり歌ったり踊ったりは……」
P「……キャッツの選手へのインタビューとか、友達になれたりとかするかもって言ったら?」
友紀「えっ、ホント!? おぉ、そういうのは先に言ってよ~、もー!」バシバシ!
P(いたい)
友紀「あー、また打たれたー」
P「友紀ー、つまみできたぞー」
友紀「あっ、ありがとー。ご苦労様! やっぱりPさんのほうが女房役って感じだよね」
P「あらやだ……じゃなくてだな」
友紀「はいはい、座って座って! ここ空いてるよー?」
P「あいよ……ふぅ。ったく」
友紀「Pさんももっとキャッツの素晴らしさを知るべきだよ! あたしがどれだけ言ってもちっともわかってくれないんだから」
P「わかってるとも。おかげさまでキャッツのことなら、な」
友紀「ほほう。教育が生きたね……えへへ」
P「……どうした?」
友紀「いやー、べつに……たださ、もーっと野球に興味が持てるようになるきっかけを思いついたってだけかなー」
P「興味を持てるきっかけねぇ……自分ではスポーツをやらないから、楽しんでる友紀を見てるので十分だけどなぁ」
友紀「……」
P「友紀?」
友紀「ちょ、ちょっとタンマ。今のは効いた……隠し玉とは卑怯な……」
P「はっはっは、ウブなやつめ。俺だって普段あれこれ言われるばかりじゃないんだ」
友紀「はぁー……じゃあ、その理由で好きになれるならさ……」
P「うん……うん? 友紀、この手は……」
友紀「……子供が、野球選手になったら。もっと興味持てると思わない?」
親愛度段階も指定しておk、指定がなければ最高レアリティ準拠で
↓1~5の中でコンマ以下が一番大きかったもの
うさみん
1000
1000
800
P(これが資料か……神崎蘭子。なかなか強烈そうな子だな……よし。気合い入れていくぞ!)
ガチャッ!
P「おはよう! 元気かな!」
蘭子「煩わしい太陽ね! 今、創まりの鐘が鳴り響く時!」
P「」
蘭子「ククク……私の才能を見抜くとは、アナタも『瞳』の持ち主のようね……」
P「……」
蘭子「私の力に身を焼かれぬよう、せいぜい気をつけなさい。フフ、フフフフフ……」
P(……何言ってるのか全然わからない)
蘭子「如何した、我が下僕よ」
P「え、あ、うん……なんでもない、です。はい」
蘭子「ククク……そうか。ならばこれより黄泉の泉へと誘わん!」
P「よみ?」
蘭子「私が求むるは黒よりも昏き闇……白き光は我が身に届かず……」
P(……これはだめかもわからんね)
蘭子「……んしょ。えへへ」
P「蘭子、何やってるんだ? ……お、美味そう。一つもらうな」パクッ
蘭子「あっ……」
P「うん、美味い……蘭子?」
蘭子「むー」プクー
P「………」プニー
蘭子「ぷふー……むっ。我が身に触れる禁忌を犯すか、愚か者め!(もう、何するんですか! いじわる!)」
P「あぁごめん。ついな……弁当作ってたのか」
蘭子「ククク……呪いの込められし咎の箱。覗くは蛮勇よ……(手作りで頑張ってたのに、途中で見られたら意味ないじゃないですか。ふーんだ)」
P「蘭子が頑張ってる姿は見逃したくないしなぁ……つい。ごめんな? 中はあんまり見てないし、許してくれよ」
蘭子「………別に、そこまで怒ってるわけじゃないです、けど」
P「ほら、コーヒーいれようか。えーっと、白き光は……」
蘭子「求むるは白き官能と儚き桃源郷!(砂糖とミルクたくさんいれてください!)」
P「ブラック派じゃないのか」
蘭子「……いぢわる」
P「あぁ、ごめんごめん。じゃあ淹れるからできたらリビング来てなー」
蘭子「よかろう……応えて見せようぞ! フハハハ! 禁断の木の実よ!(よーし、じゃあ張り切って作っちゃおー♪ とっておきは秘密で……)」
P「でもハートマークに海苔で文字と来たかー。蘭子は乙女チックだなー」
蘭子「……んもー! もーっ!」
P「はっはっは、嬉しいぞ蘭子ー」
もう即堕ちって速度でもデレ度でもないけど楽しかった。消化方法に不満ある人はごめんね
明日は光の誕生日なのでこれにて完結。おやすみなさい!
楽しかったよ!
乙ー
乙でした。
蘭子ちゃん可愛い!安価とれてよかった。
結局マイナスも万とか億とかもとれなかったのか
これは全アイドル書くつもりで続編が必要ですね(ゲス顔)
引用元:http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/bobby/1378725565
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